テノ.ホールディングスは、介護事業を手がけるトップランを取得することを決定した。対象事業の直近売上高は1億4100万円で、取得価額は未確定。取得予定日は2020年2月。後に子会社のテノ.サポートを通じて取得価額2億3500万円、取得予定日2020年3月に変更され、最終的に取得価額は2億4200万円に変更された。M&Aアドバイザーとしては、テノの介護事業への進出により、事業の多角化が進むことでリスク分散ができると考えられる。また、介護需要の高まりに伴い、今後も介護事業は成長が期待される分野であるため、戦略的なM&Aと言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。